■カスタムパーツメーカー“LayLax”様のテックウェアブランド企画デザイン
 
■社長からアパレルブランドを立ち上げる要望があり、それに応える形で、テック系デザインのアプローチを取り入れたサバイバルゲームウェアと装備のブランドを提案しました。しかし、サバイバルゲームとは独立して展開することを望まれ、その結果、テックウェアのブランドを新たに立ち上げることになりました。最初のステップとして、「まずはロゴから」という指示を受け、社長の希望に沿って、弐瓶勉の漫画「BLAME!」に登場する工業会社“東亜重工”のロゴを参考にデザインしました。このデザインは、メインロゴとして選ばれ、ビジュアルロゴは商品タグやTシャツのデザインなどに使えそうという事で採用して頂きました。
自身のキャリアとしては初のブランドプランニングとアパレルのデザインになります。

■制作期間:3日

■「8鉄区/エイトテック」というブランド名は、テック系ブランドであることを明確に伝えることを除いて、とくに意味はありませんでした。しかし、ブランドに深みを与えるために、「8個のテクノロジーのどれかをコンセプトとして商品を開発する」というアイデアを考えました。

■各機能を印鑑のようなデザインにし、商品タグなどに提示することで、ブランドに独自のアイデンティティをもたせました。また、日本のブランドらしさをアピールするために、“和”のテイストも意識して取り入れるようにしました。

■ロゴ以外にも、社長からブランドのモチーフ的なデザインを提案してほしいという要望がありましたので「八咫烏」をモチーフとして提案し、ブランドに独自の個性を付けました。

■なぜ八咫烏?
・商品展開を黒で統一したい。
(差し色は朱赤を入れたい)
・“八”が入っている。
・鴉のアウトローなイメージ。
・和のテイストを入れたい。

■八咫烏とは?
・日本神話に登場する、三本足の神聖なカラス
・神武天皇の東征の際に高皇産霊尊から神武天皇のもとに遣わされ、導きの神として言われている。ブランド(8鉄区)を導く、流行り!? 独自性!?を先導する。

■カスタムパーツメーカー LayLax様のテックウェアブランド【8鉄区】アウター企画デザイン

■制作期間:確認、修正(2回)、最終(仕様書)仕上げまで9日程度。

■テック、アウトドア、ミリタリー、モードの要素を取り入れ、ターゲット年齢層は30代から40代後半を想定しました。社長の希望である退廃的な雰囲気を意識してデザインしました。モールや止水ジップ、高い防水性の生地を使用することで、機能的なデザインを実現しました。各アイテムの共通テーマとして止水ジップを多く配置しています。奇抜なデザインになりすぎるとユーザーに受け入れられない可能性があるため、唯一無二の感覚を大切にしつつ、一般的な層にも当てはまるようなデザインに仕上げるのに苦労しました。

■カスタムパーツメーカー LayLax様のテックウェアブランド【8鉄区】カットソー企画デザイン

■制作期間:確認、修正(1回)、最終デザイン仕上げまで2日。

■カットソーのデザイン仕様書
最初のデザインでは、斜めにダミージップを配置して提案しましたが、社長から手術着のように前開きできる仕様にして欲しいとの要望があり、また、腕のジップは採血や点滴をしやすいようにという要望もいただきました。初めはデザインコンセプトがおおまかに退廃的としていましたが、終末論の話で会議が盛り上がり、ユーザーに対する商品説明では、コンセプトを明示せずに、作り手側の裏設定的なアプローチがおもしろいねということで、最終的にこのようなデザインになりました。

■カスタムパーツメーカー LayLax様のテックウェアブランド【8鉄区】ボトムス企画デザイン


■制作期間:確認、修正(ナシ)、最終デザイン仕上げまで1日。

■パンツの最終デザイン画
フロントに立体裁断のようなジップラインを最初に思いつきました。このアイデアを基にして、全体のデザインを展開しました。素材は、ジャージでよく使われる光沢感のあるポリエステル系素材を選び、動きやすさとテック感を強調しました。また、股上にゆとりを持たせて独特のサルエルスタイルのシルエットを作り出し、独自性のある着こなしを演出しました。ウエストと腿にもゆとりを持たせ、膝下からテーパードするシルエットを採用しました。